TRCシリーズ(一般消火設備用 / 文化財消火設備用)

TRC-E31A
TRC-E31A

TRC-E31A

火災報知器からの信号で吸水から送水まで自動運転
重要文化財向けの遠隔操作・外部信号感知による定置型完全自動化エンジンポンプです。環境への配慮と費用・手間の削減を両立します。
電子制御燃料噴射装置を採用することで確実な始動性を追求し、更なる防火体制構築に貢献します。

設置イメージ

TRC-E31A

製品の特徴

・外部信号始動対応

火災報知器等からの外部信号と連動してエンジンが始動し、吸水から放水まで完全に自動で行います。

・手動始動可能

不慮の停電時にも手動始動による運用が可能です。

分離給油方式

・分離給油方式

エンジンの負荷に応じて最適混合比が得られる分離給油方式により、燃料混合の労力を省き、オイル消費も最小限に抑えます。 オイル減少時はモニターランプが点灯しブザーが鳴動します。

オイルレス・真空ポンプ

・オイルレス・真空ポンプ

オイルを使用しない真空ポンプで、給油のわずらわしさやオイル切れによるトラブル、またオイル排出による環境汚染などもクリーンに解消します。

自動吸水システム

・自動吸水システム

エンジン始動後の真空ポンプ操作を自動化し操作を容易化 吸水出来ない場合はエンジンが停止し、モニターへ吸水不能を表示。

スペック

総合呼称 TRC-E31A
エンジン 形式 横形 2気筒 水冷 2ストロークガソリン(冷却水還流式)
内径×行程 81㎜×78㎜
総排気量 804 ml
定格出力 44.2kW
燃料タンク容量・燃料消費量 約 24 L・約 20 L/h(3.1㎥ /min 40m時)
オイルタンク容量 約 1.6L
始動方式 セルスタータ式/リコイルスタータ式
ポンプ 形式 片吸込1段タービンポンプ
吸水口径(呼び) 150( 10K RF )
吐出口径(呼び) 100( 10K FF )
放水量/全揚程 3.1㎥/min 40m , 1.8㎥/min 80m , 1.0㎥/min 100m
寸法(全長×全幅×全高) 約 733 ㎜ × 約 748 ㎜ × 約 863 ㎜
乾燥質量 約122kg

標準付属品

制御盤

・制御盤

ポンプの動作を制御することと、始動、停止・リセットを行います。 ポンプより20m以内に設置をします。 また、500m以内の火災報知器から無電圧入力にてポンプの始動を行うことができます。

遠隔盤

・遠隔盤

ポンプの始動、停止・リセットを遠隔にて行えます。 制御盤より500m以内に設置をします。

自動充電器

・自動充電器

365日100V電源に入れポンプと接続することで常時充電を行います。常時充電をすることでバッテリーあがりを未然に防ぎます。(TRCシリーズの充電器のポンプ側コンセントは丸端子です。)

パイプエキゾースト

・パイプエキゾースト

ポンプのマフラーテール部分に取り付けます。 ポンプ室の外に排気ガスを排出する延長管です。(長さ1m)

・ウエハチャッキバルブ

吐水配管に取付、真空ポンプ動作時は閉じて真空を成形します。送水になると自動でバルブが開き送水をします。エンジン停止後、吐水配管の水がポンプに流入しないように閉じます。

オプション品

サブマフラー

・サブマフラー

排気騒音を15~20%低減します。ポンプと付属品パイプエキゾーストの間に取り付けます。

電動バルブ/リレーボックスアッシ

・電動バルブ/リレーボックスアッシ

地上水槽をご使用の際に使用します。 吸水側配管に取り付けることで、エンジンが始動するまでポンプに水が流入することを抑えます。エンジン始動/停止に合わせてステンレス製電動ボールバルブが自動で開閉します。

直流電源装置

・直流電源装置

危険物製造所にて加圧送水装置を設置される場合にご使用ください。 平成元年2月23日、自治省令第5号で危険物の規制に関する規則第32条~第32条の6の条文に「予備動力源の附置」が義務付けられました。この内容に適応をしている装置となります。

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